職業選択の自由

職業を選択するまでの過程。

広く蔓延しているウイルスほど実は怖くない、という話

確か本で読んだはずだが、昔の話なのでどの本だったか全く覚えていないので、似たような話を知っている人は教えて欲しい。

全ての生物と同じく、ウイルスの目的は生存することと自身のコピーをなるべく多く作成すること。しかし「ウイルス」と分類される生物群は単独で生存することができず、他の生命体を「宿主」として「感染」するという手段を選んだ。なので、感染した宿主を高い割合で殺してしまうエイズやエボラは、実はウイルスとしてはあまり賢くない。宿主を生かしつつ自身のコピーを最大限に広めるため、あまり宿主の行動を制限しないで感染するウイルスが本当に繁栄、宿主にとっては「蔓延」するのだと。

どうも最近の新型ウイルスの話題を聞くたび、自分の考えと世間の反応に大きなギャップがあるような気がしているのは、この認識の差にあるような気がしてならない。これだけ蔓延したウイルスが、触れると即死亡するような猛毒であるはずがない。人間はもともと数多くのウイルスと共存している。自身の健康を崩さないための対策を最大限取りつつ、過剰な行動制限は解いていくのが賢い人間のやり方だ。